§0世界観WORLD
君は三千年前、瀕死の子を救うために等価交換の装置を起動し、世界の全質量と全意識を対価に支払った。子は救えなかった。以来、君は消した者たちの名を壁に刻みながら、記憶を手放しては地下を降り続けている。
この層では、壁を刻む鑿はもう持っていない。代わりに、過去の自分が残した 蝋燭 が並ぶ。一本一本に、君が忘れてしまった誰かの名が灯っている。
風が来れば、蝋燭は消える。
君が見ていない名から、先に消える。
§1このゲームの目的OBJECTIVE
最深の層まで降りる。降りる途中、何本の名を君は守れたか、それが碑文になる。
- 各層には数本の蝋燭が灯っている。蝋燭は時間で減衰し、放置すれば消える。
- 蝋燭をクリックで「囲う」と、その蝋燭の寿命を延ばせる。だが、囲うたび他の蝋燭は少し縮む(等価交換)。
- 各層で囲える回数(HAND)は有限。使い切ったら、または十分守れたと判断したら、次層へ降りる。
- 降りた時、まだ灯っている蝋燭の名は碑文に持ち越される。消えた蝋燭の黒芯だけが背景に残る。
- 第五層を終えた時、碑文に残った名の数が君の答えとなる。「全部守る」より「どれを諦めるか」が問われる。
勝ち負けはない。残った名の数だけがある。
§2操作CONTROL
- 蝋燭をクリック
- その蝋燭を 囲う。寿命 +25、他の全蝋燭 -3、HAND -1、AWARE -2。
- Enter または「進む」
- 残りの HAND を捨てて次層へ降りる。今灯っている蝋燭の名は碑文に持ち越し。
- R または「戻る」
- この層を引き直す(蝋燭・HAND を初期化)。AWARE -10 の代償。
- Esc または「諦める」
- 今ここで止める。現時点で残っている蝋燭の名が碑文になる。
- M
- ミュート切替。
§3蝋燭の見方FLAME
- 炎の高さ
- その蝋燭の 寿命の長さ を示す。低くなると消える前触れ。
- 炎の揺らぎ
- 各蝋燭で独立に揺れる。共振したり、ばらついたりする。
- %表示
- その蝋燭の 残寿命の割合。下に数値で表示される。
- 名
- その蝋燭が表す誰かの名。消えた時、名は煙とともに溶ける。
- 黒芯
- すでに消えた蝋燭の芯。背景に黒い柱として残る。
§4風WIND
各層には固有の風がある。風は寿命の減衰速度を変える。
- 層 I 入口
- 一定の弱い風。学びの場。
- 層 II 風の通り
- 周期的な突風。突風中は減衰 ×2。
- 層 III 共振の間
- 全蝋燭が同位相で揺れる。一斉に弱る瞬間がある。
- 層 IV 連鎖
- 一本消えると隣の蝋燭が急減する。順番を考えよ。
- 層 V 最下
- 不規則な風。AWARE 30 を払うと、その層の全蝋燭に +20 の祈り(一度きり)。
§5AWARE と碑文AWARE
- AWARE
- 君の残された集中。層をまたいで蓄積する。0 になっても降下は続けられる(ただし祈りは打てない・戻るも打てない)。
- 祈り(層 V)
- AWARE 30 を払うと、その層の全蝋燭に +20。一度きり。
- 碑文
- 全行程の終わりに表示される守り抜いた名の一覧。これが君の答え。
§6三つの終わりEND
- 守り終える
- 第五層まで降り切る。碑文に残った名が君の答え。
- 諦める
- 途中で止める。その時点の蝋燭が碑文になる。
- 全て消える
- もし全ての蝋燭を消してしまっても、降下は続けられる。碑文は空になる。
守れなかったことを、君は責めなくていい。
守れた一本を、君は覚えていればいい。